(CNN) 米国が歴代大統領の功績をたたえる祝日「プレジデンツ・デー(大統領の日)」を迎えた20日、国内各地でトランプ大統領に抗議するデモが展開されました。
(写真:EPA)
昨年の大統領選直後から反トランプ派が掲げてきた「ノット・マイ・プレジデント(私の大統領ではない)」のスローガンと組み合わせ、「ノット・マイ・プレジデンツ・デー」と称した抗議デモがロサンゼルス、シカゴ、ニューヨークなど数十カ所で実施されました。
主催団体のメンバーは「トランプ氏に対し、同氏の政策やばかげた大統領令に反対する声の広がりを示すのが目的」と語り、「トランプ氏は総得票数で負けたのに、圧勝したかのように振る舞っている。そのことに多くの市民が怒りを感じている」と強調しました。
トランプ氏が就任した翌日に世界各地の女性たちが展開したデモの勢いを、4月15日の「税の日」に予定される次回のデモにつなげる狙いもあったといいます。